日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 死香探偵 ―生死の狭間で愛は香る― / 喜多喜久 』 中公文庫

【あらすじ】
死臭が食材の匂いに感じる潤平と、分析科学のスペシャリストの風間。
今回、ホームレス狩りの現場に残る二つの死香、幼女誘拐事件で漂った緑茶の香りを嗅ぎ解く中、二人の住む高セキュリティーのマンションにまたも不審な郵便物が届く。
差出人を追う二人が辿り着いた人物とは!?
11万部突破の大人気シリーズ、第四弾!



【感想】
シリーズ4作目。

いつの間にか同棲……じゃなくて同居を始めていた潤平と風間センセイ。
先生、潤平のこと好き過ぎるでしょ。
そんな当たり前のように首に触れないで!(笑)

ひとつめのお話は、相手のためについた嘘が殺人のきっかけになってしまったのが切なかった。
2人で仲良く育てて欲しかったなぁ……。

全編通して、事件の本筋よりも潤平くんの食べられないものがまた増えてしまうのでは……と、そっちの方がハラハラした。
風間先生の気の入れようを見てると、お米はもうすぐ食べられるようになりそうな気がする。
月森の件も合わせて、あと1~2巻くらいで潤平の周りも落ち着くといいんだけどね……。

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 ↑ サイン本でした ↑