『 TURN 東京駅おもてうら交番・堀北恵平 / 内藤了 』 角川ホラー文庫
【あらすじ】
生活安全課研修中の新人女性警察官・恵平は、見回り活動中に女子中学生たちと出会う。
急な生理で動けなくなった少女を助け、役に立てたと喜ぶ恵平。
しかし数時間後、少女が出血多量で死亡して…。
中学生の間に根を張り、妊娠をなかったことにする闇深いシステムとは?
一方、「うら交番」の情報を集める青年刑事・平野は、交番を訪ねた警察関係者が全員1年以内に死んでいると気づく。
死の災いが恵平を襲うシリーズ第4弾。
TURN 東京駅おもてうら交番・堀北恵平 (角川ホラー文庫)
- 作者:内藤 了
- 発売日: 2020/08/25
- メディア: 文庫
【感想】
生活安全課での研修が始まった新米警察官の恵平(けっぺい)。
防犯パトロール中に出会った少女が、直後に出血多量で亡くなったと知り……。
某死神女史の登場でテンションが上がったシリーズ4作目。
今回は猟奇的な事件ではなかったけど、嬰児を薬にとかで内容はそれなりにエグかった。
とりあえず目の前の事件については犯人が分かったけど、根っこの部分の解決にはまだ時間がかかりそう。
次はサイバー捜査関係の部署で研修……とかになるのかな。
どの部署なら黒幕にたどり着けるのかしら。
うら交番の噂はひとまず置いといて、柏村さんが気にしてるのはバラバラ事件の時に相棒だった彼のことかなぁ。
闇を覗いてそのまま闇に堕ちて、現代で密かに猟奇事件を起こしてたり……って、それは妄想しすぎか(笑)。
最近は平野刑事(名前ネタはもうしないのか?)がお気に入りなので、ケッペーちゃんだけでなく彼も今以上に活躍して欲しい。
↑ サイン本でした。