日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第二部「神殿の巫女見習いI」 / 香月美夜 』 TOブックス

【あらすじ】
洗礼式を終えたマインは「青色巫女見習い」として、神殿での仕事を開始する。
そこには待望の図書館と本が待っていた!
夢叶い、期待に胸が膨らむマインだが、多くの問題にぶつかってしまう。
困った側仕えたち、貴族出身者が突き付ける階級社会の現実など、これまでの常識が全く通じないのだ。
おまけに虚弱な体も相変わらず。
そんなマインは仕事の合間に、孤児院の酷い実態を知る。
どうしても放ってはおけず、ルッツと共に改善に奔走するが…。
社会の厳しさなんか吹き飛ばせ!
ビブリア・ファンタジー第二部開幕!
書き下ろし番外編×2本収録!



【感想】
ピッコマ。

第二部スタート。(シリーズ4作目)
貴族と同じ青色巫女になったマイン。
身喰い対策&本を読むために神殿入りしたものの、庶民生活とは常識から大きく違っていてなかなか大変そう。
逆に、孤児院と神殿しか知らないギルが外に出てやらかしたエピソードも印象に残った。
確かにあの中にいたら、お金の概念なんかなさそうだもんなぁ。
“家族”が分からないのは切ないな……。

最初はそれぞれに引っ掛かるところがあったマインの側仕えも、だんだんマインに懐柔(?)されていい感じのキャラに。
ツンデレなデリアも最終的にこっちを選んでくれたらいいなぁ。
あと、ルッツの家族との問題が解決したのが嬉しい。
お兄ちゃんたちにも認めて貰えますように。