日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 警視庁SM班 II モンスター / 富樫倫太郎 』 角川文庫

【あらすじ】
警視庁捜査一課に新設された寄せ集めのチーム、通称SM班。
彼らの活躍によって、人体パーツ販売事件は解決した―はずだった。
だが、班員のあおいが知り合った女子高生に加え、事件の参考人の牛島典子が相次いで姿を消し、班長の薬寺まで失踪してしまう。
その裏には、快楽殺人犯の所業を引き継ぎ、己の欲望を満たそうとする者の存在が!?
班長の危機に、チームの面々は再び事件を追い始める。大好評のシリーズ第2弾!


警視庁SM班II モンスター (角川文庫)

警視庁SM班II モンスター (角川文庫)


【感想】
1巻で犯人が捕まり、解決したはずの女性誘拐&人体パーツ売買事件。
しかし、思わぬ所からその犯行を引き継ぐ者が現れて……。

いや~、今回も糸居がいらない子だった!
脳筋の活躍の場は、今後用意されるのだろうか……。
何気に栄太くんもコーヒー入れるくらいしか役に立ってないしなぁ。
レギュラーの登場人物が多いと、均等に活躍させるのは難しいね。

色々書くとネタバレになりそうだから控えるけど、犯人一味はまぁ……自業自得よね。
山室さんは完全にとばっちりで可哀想だったけど。
最後まで暴れまわった『彼女』は、今後はずっと塀の中なのかなぁ。
精神鑑定→心神喪失で、いつの間にか外に出てきてた……なんてこともありそうで怖い。
そしてそれ以上に、千切ったり刺したり埋めたりしてた“彼”がヤバそう。確実に引き継いでるよね……。