日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 皇帝つき女官は花嫁として望まれ中 / 佐槻奏多 』 一迅社文庫アイリス

【あらすじ】
「帝国の人間と婚約していただきましょう」
前世、帝国の女性騎士だった記憶を持つオルウェン王国の男爵令嬢リーゼ。
彼女は、死の間際に帝国の重大な秘密を知ってしまった。
だからこそ、今世は絶対に帝国とはかかわらないようにしようと誓っていたのに…。
とある難題を抱えて、王国へ視察に来た皇帝の女官に指名されたあげく、騎士シディスと婚約することになってしまい!?
婚約を解消するため、前世仕込みの戦闘能力で、皇帝達の抱える問題を私が解決します!
秘密を抱える女官の転生婚約ラブコメディ。



【感想】
帝国の女性騎士だった記憶を持ったまま、属国・オルウェン王国の男爵令嬢に生まれ変わったリーゼ。
ある記憶から絶対に帝国と関わりを持たないと決めていたのだが、ある日視察のため来訪した皇帝の女官に選ばれてしまう。
しかも、皇帝付の騎士と婚約(仮)することになり……。

作家さん買い。
いつものように、シリーズ4巻まで購入済。

リーゼが帝国に行きたくない理由が本当にアレだけだったのは何だか肩すかし。
それこそ、言っていいことと悪いことに注意してれば大丈夫な気がするけど……。
(日常会話の話題には出てこなさそうだし)

日に日にモフ化していくのに動じない皇帝陛下が良かったなぁ。
何で犬だったのかは分からないけど、モフモフ要員としてもう1回くらいモフってくれてもいいのよ~(笑)。

ところで、前世でカトラと共に死んだ犯人はその後どうなったんだろう。
彼女が転生したなら、犯人も“光の真実”の記憶を持ったまま生まれ変わっててもおかしくないような。
それこそ、ドナン教の中枢にいてもおかしくない気がする……。