日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 ハケン飯友 僕と猫のおうちごはん / 椹野道流 』 集英社オレンジ文庫

【あらすじ】
なんて年明けだ。
仕事始めの朝、出社したら会社が潰れてた。
そんな「僕」こと坂井寛生が神社でお賽銭を奮発して頼んだ願いごとのひとつめは「そこそこの新しい仕事が見つかりますように」、そしてもうひとつは「一緒に飯が食える、気楽な仲間が見つかりますように」。
願い事を神社で拝んだその晩、夕ごはんの準備をする寛生の前に、人間の言葉を喋る猫が現れて…。


ハケン飯友 僕と猫のおうちごはん (集英社オレンジ文庫)

ハケン飯友 僕と猫のおうちごはん (集英社オレンジ文庫)


【感想】
仕事始めで出勤したら、社長が金を持ち逃げし会社が倒産していた主人公。
失意のどん底の帰り道に立ち寄った神社で、賽銭を奮発し、とあるお願いをしたところ……。

ほっこりほのぼの。
新年早々に仕事がなくなったのは辛いが、それ以降の展開が優しくて読後感◎。
こんなに行動が早く、的確な相手を送り込んでくる神様は只者ではないな!
『猫』と楽しく会話をしながらご飯を食べられるのは羨ましいが、そもそも料理が得意ではない私では彼を満足させられない気がする……ので、ぜひ私も食べる側で参加させてください(笑)。

飯友ができ、お仕事も決まりと初詣のお願いが両方とも叶った主人公くん。
2巻は喫茶店と自宅の2ヶ所が舞台になるのかな?
次回もほっこりなお話に期待。

封入の特典SSペーパーは、『猫』が新たなカトラリーに挑戦宣言をするお話。

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 ↑サイン本でした。