日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 街の赤ずきんと迷える狼 / 中原一也 』 キャラ文庫

【あらすじ】
氾濫する薬物と組織犯罪から社会秩序を守るため、酒と煙草の違法入手が禁じられた未来―
赤いマントを纏い、夜の街を華麗に徘徊する謎の運び屋「赤ずきん」。
標的に追うのは警視庁の特殊部隊“ウルフ”の捜査官・向井だ。
人目を引いては警察を翻弄してくる男を、次こそは捕まえる!!
男の身のこなしに只者じゃない風格を感じていたある日、男がなんと元ウルフの創設メンバーだったと判明し!?



【感想】
赤いマント姿で警察を翻弄する運び屋・赤ずきん×パルクールを駆使して街を駆ける特殊部隊・ウルフの捜査官。

作家さん&絵師さん買い。
酒や煙草が違法となった日本が舞台。
赤ずきんが攻で狼さんが受のお話。

パルクール、『アルティメット』って映画で初めて知って、すげー!かっけー!!って1と2を何度も観たのを思い出したわ。
極限まで鍛えた筋肉と反射神経って凄いよね。
そんなパルクールを駆使して追いかけっこをする攻と受を想像しながら読了しました。

攻、受ともに惹かれ合う理由がちょっと弱かったかな~という気がするけど、みずかねさんのイラストを眺めるだけで満足(*´ω`*)
潔癖症な受が無意識に除菌ウェットティッシュで磨きあげちゃった、輝く席と渋い顔の篠崎さんの絵も見たかったわ(笑)。

ウルフメンバーの鳥山くんが大型ワンコで可愛いので、彼の話があったら読んでみたいな、と思った。