日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 愛を与える獣達 無骨な熊と王者の獅子と異界の『番』 / 茶柱一号 』

【あらすじ】
ここは獣人が支配する世界(しかも♂しかいない!)で、なぜか自分の身体は少年に!?
見知らぬ世界で奴隷として捕獲されてしまったチカを救ってくれたのは、緑の瞳が優しい無口な熊族の騎士ゲイルと、飄々と自分をいたわる獅子族の王弟ダグラスだった。
最強の戦士二人に「チカは俺たちの『番』だ。子供を産んでほしい」と告げられる。
優しく愛され甘やかされ、チカは戸惑いつつも、二人に恩を返すべく、もといた世界で医者だった経験を生かし、魔力を使ってみるが…!?
獣人×溺愛ファンタジー開幕!


愛を与える獣達 無骨な熊と王者の獅子と異界の『番』

愛を与える獣達 無骨な熊と王者の獅子と異界の『番』


【感想】
寡黙で無骨な熊族の騎士(攻1)&飄々とした言動の獅子族の王弟(攻2)×なぜか少年姿となり、異世界を彷徨い捕獲され性奴隷として何年も虐待され続けた元40代医師。


web版未読。
シリーズ1作目。
発売日に表紙買いしたが、勿体なくてずっと寝かせてた本(笑)。
いつのまにか5冊もシリーズが備蓄されていたのでそろそろ読むよ。

冒頭は、受がひたすら嬲られ犯され虐待されているので、読んでて辛い。
私、モブレ苦手だから余計に痛かったわ。
でも、その死んだ方がマシな苦痛の時があったからこそ、攻2人に際限なく甘やかされる時間が尊い……。
お前の椅子は俺の膝とか、移動は抱っこが基本とか、ホント御馳走様です。
受を溺愛しまくるゲイルを見るたび、驚愕を隠せない実家の方々の反応が面白かった。
よかったねぇ、大切な人が見つかって。
そして前国王様、貴方はもう少し威厳を保ってください(笑)。

受の特殊な身の上やチート能力、生まれてくる子どものことなど、次巻の展開も楽しみ。