日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 ゆびきりげんまん / 堀内公太郎 』 LINE文庫

【あらすじ】
両親が無理心中事件を起こしたことをきっかけに、叔母家族と暮らしはじめた家親佳奈子。
彼女が転入したのは、一年前に世間を大きく騒がせた“女子高生指切り殺人事件”の被害者が通っていた高校だった。
殺された女子高生の遺体はホテルの一室で発見され、その小指は切り落とされていたという。
いまだ犯人が捕まらないなか、佳奈子の周囲で女子高生の小指が切断される傷害事件が続き、ついには佳奈子の級友がホテルで殺されてしまう事態に。
事件の裏に女子高生援助交際組織の存在が浮かび上がるが…。


ゆびきりげんまん (LINE文庫)

ゆびきりげんまん (LINE文庫)


【感想】
両親が無理心中事件を起こし、1人遺された女子高生の主人公。
親戚に引き取られ通い始めた高校は、『女子高生指切り殺人事件』の被害者が通っていた高校で……。

この作者さん、相変わらず「こいつ、殺された方がいいんじゃない?」というキャラをゴロゴロ出してくる。
援交の元締めサイドは、奴らこそ消されて欲しかったわ。

何か隠していたり企んでいたり嫌がらせしてきたり……な登場人物ばかりの中、翔太くんが唯一の癒しだった。
もう、この子ホントにいい子!!
お兄ちゃんがこのあとどうするかは分からないけど、翔太くんはこのまま真っ直ぐ育って欲しいな。