『 アーサー・ラザフォード氏の揺るぎない愛情 / 名倉和希 』 ダリア文庫

【あらすじ】
プレイボーイでエリートのアーサーと、元教師で純朴な時広は、恋人になってもうすぐ1年。
両親も公認の仲となり、一緒に過ごす初めての夏季休暇のため、フィンランドを訪れる。
湖のほとりで2人きり、普段は多忙なアーサーと心ゆくまで愛し合えることを喜ぶ時広。
しかし、不慮の事故でアーサーが記憶喪失に！
冷たい態度に動揺する時広だが、彼への想いは強くなるばかりで…。
大人気シリーズ完結！

アーサー・ラザフォード氏の揺るぎない愛情 (ダリア文庫)

【感想】
シリーズ4作目で完結巻。

楽しみにしていたフィンランドでのバカンス中に、事故で1年分の記憶を失ったアーサー。
トキへの暴言や冷たい態度が痛い……。
でも逆に、たった1年でこのアーサーがあの甘々(HENTAIな)アーサーに変化したんだよなぁ……と思うと、感慨深いものがあった。
(今回もアソコの10円ハゲに固執してたよ！/笑)

アーサーの兄・エドワードがとてもいい人だったので、彼も好きな人と幸せになって欲しいな。
あと、大智CPも1冊の本として出てくれたら嬉しい。

新婚生活や英会話教室など、またどこかでアーサー×トキが見られたらいいなと思う。