日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 ラブデリカテッセン / 栗城偲 』 ディアプラス文庫

【あらすじ】
料理研究家の嗣巳は高校の同級生・山江と仕事先で再会する。
細身なのによく食べる彼は、今は動画投稿中心に大食いジャンルで活動するタレントになっていた。
かつて大好きだったのに大嫌いになったその山江から嗣巳へ伝えられたのは謝罪と過去の恋心、そして「友達になれるチャンスをください」という願いだった。
わだかまりを抱えながらも、嗣巳は山江からたびたび誘われるうちに…?
十年越しのこじらせラブ。


ラブデリカテッセン (ディアプラス文庫)

ラブデリカテッセン (ディアプラス文庫)


【感想】
大食いタレント攻×料理研究家受。

高校の同級生の再会もの。
仲がいい友人で、密かに好きだった攻からの心ない態度や言葉に傷つき、卒業式の日に「顔も見たくない」と決別した受。
それから8年後、番組の収録現場で攻と再会し……。

高校時代の体重3桁な丸ぽちゃ受が可愛い。
思春期に友人(同性)に惹かれて混乱する攻の気持ちも分からんではないが、仮に両想いでなくても、告白されて態度を変える受じゃないって気付いて欲しかったわ。
理由も分からず傷付けられ続けた受が可哀想。
まぁ、攻はいまも悪夢を繰り返すくらい後悔しているようだが。
女性大食いタレントの言葉は、ホントその通りだと思うよ。

受が料理研究家なので色々な料理が出てくるが、ほとんどがハイカロリー&キログラム単位なので、夜に読んだが飯テロにはならんかった。
むしろ読んでて少々胃がもたれた……(笑)。

鈴ちゃん&ダスティンの挿絵がなかったのが残念。
カワイさんの絵で見たかった!