日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 しあわせ片恋暮らし / 間之あまの 』 幻冬舎ルチル文庫

【あらすじ】
古い日本家屋で愛猫と暮らしている書道家の倫は、思いがけずに初恋の相手・カイルと同居することになる。
10年ぶりに再会したカイルは魅力的に成長していて、昔と変わらずスキンシップ過多。
ドキドキしてしまうけれど、かつてやんわりと恋心を拒まれた経験のある倫は気まずくならないように架空の「恋人」を忘れられないふりをすることにして―。


しあわせ片恋暮らし (幻冬舎ルチル文庫)

しあわせ片恋暮らし (幻冬舎ルチル文庫)


【感想】
初恋の受のことが大好きなカナダ人攻×初恋の攻のことが大好きな書道家受。

作家さん買い。
『ダメ博士とそばかすくん』とのリンク有り。

幼馴染の19年越し両片想いもの。
7歳と5歳で初めて会って以来、気持ちを伝えられないまま相手を想っていた2人。
受と同居している祖母が施設に入ることになり、入れ替わりに攻が下宿人として10年ぶりに受の前に現れる。

本の2/3ほどは回想とすれ違いの連続なので、まだ両思いになれないの~!?とまどろっこしかった。
どう見ても両思いなのに、お互い片思いフィルターがかかっているので誤解の連続。
……とは言っても、受は攻を忘れられずずっと想っていた一方、攻は受を忘れるため何人かの恋人と付き合っていた様子。
この辺は個人の性格と国民性かなぁ。

両思いになってからのHシーンが妙に詳細説明されてて、電車で読んでる時に後ろに人がいないか何度も確認したわ(笑)。
巻末の短編に『ダメ博士とそばかすくん』のCPがバッチリ出てきてて、相変わらずの彼らの姿が嬉しかった(*´∇`*)