日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 白鶴組に、花嫁さんの恋返し。 / 高月紅葉 』 ラルーナ文庫

【あらすじ】
白鶴組はテキ屋の元締め。
幼稚園児の陸から八十歳のジジィまで総勢八人が共同生活を送る『はぐれ者の集まり』だ。
ひょんなことからそんな白鶴組に拾われた大学生のサトは、紆余曲折の末、組長代理の武彦と結ばれ九人目の同居人となった。
今では陸の送り迎えから家事全般…とまさに一家の若妻さん。
だが男所帯ゆえ武彦とのエッチもままならないという悩みも…。
秋祭りの間近のそんな折、武彦が代目を継ぐ継がないで一悶着が…。


白鶴組に、花嫁さんの恋返し。 (ラルーナ文庫)

白鶴組に、花嫁さんの恋返し。 (ラルーナ文庫)


【感想】
白鶴組の組長代理×攻の恋人となり、白鶴組で暮らす大学生。

シリーズ2作目。
5歳~80歳まで、個性豊かなはぐれ者たちが支え合って生きる白鶴組。
前作は記憶を無くした受を中心に話が展開したが、今回は攻が代目を継ぐのか継がないのかや、彼の中の様々な葛藤。
受の引け目や周りとの関わり方など、前より掘り下げた内容だった。

悩む2人がぐるぐる考えてる中、やっぱり私の癒しは陸くんですよ。
無邪気な笑顔と悟った発言が同居している彼に、攻や受も癒されるが良いさ。

もう1作くらい続きが出て、攻の組長ぶりや受の姐さん生活&大学生活のその後を交えつつ、攻と受の結婚までを読んでみたいな~。
受母からは、もう結婚の許可をもらってることだしね!