日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 双子の姉が神子として引き取られて、私は捨てられたけど多分私が神子である。 / 池中織奈 』

【あらすじ】
双子の姉は美しさゆえに『神子』として保護されたが、影の薄い妹レルンダは、魔物が蔓延る危険な森に捨てられてしまう。
独りぼっちのレルンダは行き倒れを覚悟するが、森で最強の魔物グリフォンと空を飛ぶ馬に助けられ、うっかり契約してしまった!
「姉と違って特別じゃないのに、いいの…?」
さらには獣人と心を通わせたり、不思議な力に目覚めたりして、どうやら本当の『神子』は―!?



【感想】
家族からも村の人たちからも虐げられてきた幼い少女。
双子の姉が神子なのでは……と神殿が迎えに来たことで、邪魔だからと両親に森へ捨てられてしまう。

タイトルとあらすじから、健気で薄幸な少女が魔物や獣人たちに守られ愛されて幸せになる話かな?と購入。
大筋ではその通りだったけど、思ったのとはちょっと違ったかなぁ。
俺がお前を守るからな!と主人公のナイト候補くんもいるが、なんせ彼女らの年齢がまだ一桁なので、色々芽生えるのは当分先でしょう。

神殿に引き取られた我が儘な姉や両親、神子に去られた国の末路、猫獣人の救出、いつ自分が神子だと伝えるのか、などなど。
問題山積みで終わっているので、いつか続きが出るんだろうか。
あとがきを読むと、そんな雰囲気でもなかったけど……。
続きはwebで!とかなのかしら(笑)。