日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 異世界食堂 3 / 犬塚惇平 』 ヒーロー文庫

【あらすじ】

こちらの世界とは違う、遠い異世界へとつながる、魔法の扉。
その扉の先には、不思議な料理屋がある。
洋食のねこや。
窓一つ無いのに不思議と明るい部屋の中には見たこともないような内装。
出てくる料理は不思議な、されど美味しい料理。
どの料理が一番美味いか。時折話題には上るが結論が出たことは無い。
彼らは料理を食べて語らい、時に新しい発見をする。
故に彼らがこの店に名付けた名前は『異世界食堂』。
それが、この異世界食堂で三十年繰り返されてきた営みなのである。
チリンチリン------そしてまた、土曜日が来るたびに鈴が鳴る。

 

 

【感想】

魔族のアレッタに続き、チキンカレーに魅せられた神様的な存在のクロも異世界食堂の給仕さんに。

店主とアレッタにはエルフ型に見えてるけど、お客さんからは一瞬だけ“黒いナニカ”が視界に入る感じなのかしら。

なんか異世界食堂の怪談とかになりそう(笑)。

 

前々から気になっていた、ねこやが異世界と繋がってる理由(のきっかけ)がちょこっと描かれていて、それが自分の予想とかなり違う理由だったので驚いた。

ってことは、店主はクォーターってこと?

3代目はこっちと向こう、どっちの人がなるのかね。

 

毎回進展が楽しみな砂漠の国の王太子の恋。よくよく考えると、感染する病で療養中の姫様と一緒にご飯を食べるのは大丈夫なんだろうか(笑)。

友人枠からの脱却は……まだまだ難しそうだなぁ。