日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 新米シェフは、異世界で偏食王子に愛される / 墨谷佐和 』 セシル文庫

【あらすじ】
「よい匂いがする…なんて美味な唇だ」
新米シェフの桃太は不思議な声にひかれ、勤めているフレンチレストランの開かずのドアを開けてみたら知らない世界に転移し、湖の中におちてしまった。
そんな桃太を助け、人工呼吸までしてくれたのは銀髪の端正な王子ヒースだった。
思いのほか桃太の唇の味が気にいったヒースのキスは徐々に深まり濃厚なエロさで桃太の口内を蹂躙して…。


新米シェフは、異世界で偏食王子に愛される (セシル文庫)

新米シェフは、異世界で偏食王子に愛される (セシル文庫)

  • 作者:墨谷佐和
  • 出版社/メーカー: コスミック出版
  • 発売日: 2020/01/17
  • メディア: 文庫


【感想】
ある出来事がトラウマとなり、食べることが嫌いな偏食王子×開かずの扉を開けたら異世界へ落ちた新米シェフ。

異世界転移もの。
メインCP=偏食王子×新米シェフ、サブCP=隣国の騎士団長×受先輩のカリスマシェフ。

色んな料理が出てきたけど、私はクリーミーマッシュポテトが入ったオムレットが食べたいな~。
『プティ・シャンブル』でお洒落な料理を堪能するのもいいが、向こうの世界でレーニアに「まあまあまあ」と言われながら机いっぱいの料理を出されてみたい。
もちろんデザートはフールルで!

互いの世界を自由に往き来できるようになったら、受先輩は異世界の食材を自分の店に持ち込むくらいはしそうだよな……と思った(笑)。
ただ、時間の流れが違う=行ったはいいけど異世界に戻ってきたら4年経ってました……とかになり兼ねないので、その辺も今後の課題ね。

過去に迷い込んだ異世界人たちは、元の世界に戻れたのかなぁ。
それとも、戻ることが出来ず異世界に骨を埋めたのだろうか。