『 死の森の魔女は愛を知らない / 浅名ゆうな 』 富士見L文庫
【あらすじ】
欲深で冷酷と噂の「死の森の魔女」。
正体は祖母の後を継いだ年若き魔女のリコリスだ。
ある日森で暮らす彼女のもとに、毒薬を求めて王兄がやってくる。
断った彼女だけれど王兄はリコリスを気に入って……?
【感想】
伝説の魔女と呼ばれた祖母の後を継ぎ、『死の森の魔女』として森で暮らすリコリス。
秘薬を求め人々が訪ねてくる中、王国の王兄が自死のための毒薬を求めやって来て……。
歪みまくってるレナルドがかーなーりヤバイ奴なので、同じく歪んでても上手に隠してるゼルクトラはリコリスを全力で守って欲しい。
ホント、警戒心なさすぎだよリコリスよ…。
使い魔のノアが作る料理がとても美味しそうで、読みながらお腹が空いてしまった。
うちにも料理上手な使い魔くんが来てくれないかしら(笑)。
なんだかんだ言ってリコリスを大事にしてるところも、彼女が知らぬ間にクズを始末してるところもよかったなー。
ちなみに私は、お姫様抱っこも縦抱っこも、どっちも恥ずかしいと思う……(笑)。