日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 転生しちゃったよ(いや、ごめん) 2 / ヘッドホン侍 』 アルファポリス

【あらすじ】
高校生だった俺、翔は、テンプレ通りの神様のミスで命を落とし、名門貴族の長男ウィリアムス=ベリルとして異世界に転生した。
神様にチートはいらないって言ったのに、なぜか俺の魔力は膨大。
おのれ、あの髭ジジィ!!
何はともあれ8歳になった俺は、前世の知識で特別試験を楽々クリアし、王立フェルセス学園に入学した。
チートなんか関係なく、平穏な学園生活を送るんだ!…と思っていたのに、身体測定で魔力を測れば測定器がキャパオーバーで粉々になるわ、召喚魔法を使えば龍が出てきて教室を破壊しちゃうわ、そりゃもう、てんやわんやですよ。
さらには、学園祭で悲鳴が響き渡り――現れたのは、人型の魔獣!?



【感想】
アルファポリス期間限定無料。

学園に入学し、念願の友人もできたウィル。
入学早々、魔力量が膨大すぎて測定器を壊し、学園祭を襲撃した魔獣を単独で倒し、召喚の授業で白龍を喚び……とチート炸裂。
ここまで尋常じゃない存在でも、お前スゲーなーで済ませちゃうサンくんって大物だと思う。

登場当初はかませ犬っぽい役どころかと思われた味噌汁くんが案外素直で可愛い子だったので、あの素直さでいい方向に伸びていって欲しいな~。
お父さんの言葉の抜けていた部分と真意を知って、成長するシーンを見てみたい。
その流れで、ウィルたちの友人になれたらいいよね。

最後に呟いた「――忍者?」がどんなトラブルを呼び込むのか、次巻も楽しみ。