『 超越者となったおっさんはマイペースに異世界を散策する 4 / 神尾優 』 アルファライト文庫
【あらすじ】
王都へやって来たヒイロ一行は、王族と謁見した後、お姫様が臥せっていることを知る。
なんとかお姫様の治療に成功した彼らは、これまでの活躍への報酬も兼ねてご褒美を貰えることになり、宝物庫に案内される。
しかし、多くの宝物がひしめく中からヒイロが目をつけたのは、誰も予想しなかった一品で――。
不器用サラリーマンの異世界のんびりファンタジー、文庫化第4弾！
【感想】
エンペラーレイクサーペントの牙を王族に提供したことで、王都へ呼び出されたヒイロたち一行。
褒賞を受けとるだけのはずが、何やら陰謀に巻き込まれてしまい……。
王都編の前編。
死の淵を彷徨う姫様や街の人々を救い、王城の宝物庫で宝物の取り放題イベント(？)をこなし……と、やっぱり普通に王都観光とは行かなかったヒイロ。
何気に例のピコピコハンマーが優秀だったわ。
ヒイロを取り込むために姫様を焚き付ける王妃たちの気持ちも分からんではないが、ムリに姫様を宛がわなくてもバーラットさんとしっかり繋がってるからそれでいいと思うのよね。
ぜひ姫様は、不憫なマスティスさんと仲良くなっていただきたいものだ。
そしてアレよ、聖剣抱えて泣いてると思うから慰めてあげて……。
