日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される 11 / ぷにちゃん 』 ビーズログ文庫

【あらすじ】
乙女ゲームの悪役令嬢に転生して、隣国の王アクアスティードとの間に娘を授かったティアラローズ。
優しい旦那様に甘やかされながら可愛い娘と幸せな日々を送っていたが――ルチアローズが誘拐された!?
犯人は土の精霊?
たとえ精霊でも娘を攫うなんて許さない!
ティアラ達は森の妖精王キースの協力のもと土の精霊の行方を追いかけるけど……?



【感想】
マリンフォレスト王国の第1王位継承者となる王女ルチアローズが生まれ、その愛らしさにメロメロな両親や周囲の人々。
しかし、ヒロインや侍女たちの目の前で何者かに拐われてしまい……。

ヒーローとヒロインの娘が連れ去られる事案発生。
相手方に理由があったとはいえ、誘拐はいかんよ、誘拐は。
まぁ、理由を話して協力を求めても承諾されたとは思えないけどね。
魔力が暴走ならまだしも、暴発したらルチアはどうなってたんだろう。
今回は収まるところに収まったけど、また魔力が貯まったらどう処理すればいいのかしら。
指輪や鉱石みたいに、吸い出してくれるものがあればいいんだけどねぇ。
(その辺は、後々ダレルの師匠が絡んでくるのかな)

今回、娘を拐われて心配するヒーロー&ヒロインだけでなく、妖精王のキースが激オコ状態に。
『いつか』のためにとってある祝福が必要になる日がそのうち来るんだろうな…。
妖精王や妖精だけでなく、精霊たちからも愛されるルチアは、続編の続編の続編の続編くらいの主人公とかだったりしてね(笑)。
今後のルチアの成長が楽しみ。

初回配本限定交換ペーパーは『悪役令嬢は推しが尊すぎて~』のSS。
13歳のオリヴィアがアクアスティード殿下に萌え萌えブシャー!なお話(笑)。