日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 氷の侯爵様に甘やかされたいっ! ~シリアス展開しかない幼女に転生してしまった私の奮闘記~ / もちだもちこ 』 TOブックス

【あらすじ】
アラサーのラノベ作家・由梨(ゆり)は、気づくと自分が書いたラノベの世界へ転生していた。
しかも侯爵家の娘でありながら、不義の子として愛されず、悲壮な最期を遂げる不遇な幼女ユリアーナに――。
来たるバッドエンド回避へ向けて、まずは最恐と恐れられる「氷の侯爵様」である父ランベルトの好感度を稼がなければと意気込むものの……
「あれ?私何もしていないのに溺愛されている!?」
その日からユリアーナの甘やかされライフが始まった。
ランベルトが手ずからお菓子を食べさせてくれたり、たくましいお膝に抱っこされたり。
その上、嫌われるはずの兄から愛され、憎まれるはずの魔法の師匠からもかわいがられ……
「一体、何が起こっているの~!?(汗)」
転生美幼女が愛と魔法で無双する、ほのぼのお屋敷ファンタジー



【感想】
自分の書いた作品世界に転生したラノベ作家。
不義の子として父親に疎まれ命を落とす未来を変えるため、『氷の侯爵』と呼ばれる父に愛されようと努力するが……。

1巻目。
原作の物語が始まるより前の時間軸に転生し、幼女からスタート。
母親はなかなかヤバそうな人だった。
そして実の父親はまったく存在感がないまま終わった。
その分、お父様の暴走する溺愛が凄かったわ。
氷で滑っておでこを打ったヒロインがぴーぴー泣いて、お父様がチュッチュしまくってあやしてるとこ大好き(笑)。

最初は独特な文に慣れず読むのに時間がかかったが、慣れてきてからは普通に読めた。
ヒロインが逃走した後のお父様のショック&暴走ぶりを見たいので、夏頃発売予定の2巻も買う予定。