日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 わたしのヤンデレ吸引力が強すぎる件 / こいなだ陽日 』 ノーチェ

【あらすじ】
病んだ男を引き寄せる凶相を持って生まれてしまったメーシャ。
ある日、暴漢に襲われた彼女はアルと名乗る祭司の青年に助けられる。
この事件と彼の言葉をきっかけにメーシャは祭司を目指した。
そうして二年後、試験に合格した彼女は実家を離れ研修生活をはじめる。
しかし、そこでも彼女はやはり病んだ麗しい青年たちに淫らに愛され、二人の恋人を持つことに…
しかも、そんな中でかつての恩人アルとも予想だにせぬ再会を果たして―!?



【感想】
心を病んだ男性を引き付けてしまう“凶相”を持つ家系に生まれたヒロイン。
祭司となるための研修期間中、病んだ男たちに好意を持たれないよう嫌われる言動を心がけるが……。

表紙の通りの4Pもの。
一夫多妻も一妻多夫も認められている世界(ただし一般的ではない)で、ヒロインのおばあちゃんは旦那様が5人!
しかもきっと全員ヤンデレさん。
彼らとどんなロマンスがあったのか気になるわ~。

ヒロインのお相手は、どれもなかなかディープな病み&闇物件だった。
本編中はそこまでじゃなかったけど、最後の数ページで語られた彼らの闇は、ヒロインには一生気付かせないで欲しいものだ。
ヒロインが先に死んだら、遺体を綺麗に保存するか食べるか一緒に死ぬかでひと悶着ありそう……。
他の方も書いてたけど、これソーニャだっけ?
いやいや、ノーチェだったわ…って読みながら何度も思ったわ(笑)。