日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 ミルクとダイヤモンド ~公子殿下は黒豹アルファ~ / 弓月あや 』 シャレード文庫

【あらすじ】
オメガである自分を卑下し、誰とも番わず子供も産まないと決めていた唯央。
アルバイトで母の入院費と自らを養うので精一杯のある日、庭で怪我をした黒豹の仔を助ける。
親豹まで現れ困惑する中、今度は病院で出会った美しい青年アルヴィに突然プロポーズされてしまう。
しかも彼はこの国の公世子。
固辞する唯央だったが、仔豹が残していった首飾りが大公家の家宝と知り、アルヴィとの再会を余儀なくされる。
その彼の目の前で初めてのヒートが…。



【感想】
公国の公世子α×生活に困窮しているΩの青年。

自身の性(Ω)を厭い、唯一の家族である母親の入院費を稼ぐため働きづめの受。
怪我をした仔豹を助けたことをきっかけに、大公家の公世子と出会うが……。

絵師さん&もふ買い。
文体が私の好みと合わず、読むのに時間がかかってしまった。
Ωが差別される世界で受自身差別されて育ったので仕方ないが、受の自虐期間が長いのが少々つらい。

ちょっと疑問だったのが、項を噛んでないのに『番』ってなれるものなの?ってこと。
いまのままだと、ヒートのたびに周囲の人たちに影響する気がするんだけど……その辺は作家さんごとの設定の違い??


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 ↑ サイン本でした ↑