日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 僕は婚約破棄なんてしませんからね / ジュピタースタジオ 』 一迅社ノベルス

【あらすじ】
これは、乙女ゲーのストーリーという過酷な運命にラブラブしながら抗い、ゲームの強制力とイチャイチャしながら戦う、十歳から始まる王子と悪役令嬢の物語。


僕は婚約破棄なんてしませんからね (一迅社ノベルス)

僕は婚約破棄なんてしませんからね (一迅社ノベルス)


【感想】
婚約前の初顔合わせで、僕の顔を見た瞬間に悲鳴を上げ気絶した公爵令嬢。
彼女によると、第1王子と婚約し、その後自分が悪役令嬢となり破滅する“乙女ゲーム”を思い出したというのだが……。

タイトル買い。
男性作家さんによるヒーロー目線の悪役令嬢もの。
これまた巻数表記はないが1巻め。

ヒーロー、ヒロインともに10歳からスタートだが、2人とも10歳とは思えぬ精神年齢。
そして、男性作家さんだからかたまにヒーローのシモの事情あり(笑)。

ヒロインのことが好きなはずなのに、ゲームヒロインと再会した瞬間、愛しい想いが溢れてきて戸惑うヒーロー。
その対抗策が、なかなか思いきったアレなんだけど、それを知った双方の両親の反応が…。
え、いいのそんなんで(笑)。

アレしたことで女神様のご加護を得て対抗出来てるってことは、巻末の書き下ろしに出てきた黒いのはその真逆の存在ってことなのかしら。
僕と契約して……なにをさせるんだろうか。

次巻でゲームスタートの学園編に突入(多分)するはずなので、機会があれば次も読んでみようかと思う。