日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 准教授・高槻彰良の推察 民俗学かく語りき / 澤村 御影 』 角川文庫

【あらすじ】
嘘を聞き分ける耳を持ち、それゆえ孤独になってしまった大学生・深町尚哉。
幼い頃に迷い込んだ不思議な祭りについて書いたレポートがきっかけで、怪事件を収集する民俗学の准教授・高槻に気に入られ、助手をする事に。
幽霊物件や呪いの藁人形を嬉々として調査する高槻もまた、過去に奇怪な体験をしていた―。
「真実を、知りたいとは思わない?」
凸凹コンビが怪異や都市伝説の謎を『解釈』する軽快な民俗学ミステリ、開講!



【感想】
幼い頃不思議な祭りに迷いこみ、以来『嘘を聞き分ける』耳を持ってしまった主人公。
民俗学の准教授からとあるバイトを持ちかけられ、怪異や都市伝説に関わることになるが……。

面白かった。
正直、怪異や謎の正体は事件の触り部分でなんとなく分かっちゃうんだけど、高槻センセと深町くんのテンポのいい会話が楽しい。
強面刑事の健ちゃんもいい人だったな~。
高槻&健ちゃんの子ども時代がどんなだったのか気になる。

先生と深町くんが過去に経験した不可思議な事象は、本当に怪異だったのか。
それとも今までと同じで人間が起こしたものなのか……。
続きが気になり、仕事帰りに2巻と3巻を買ってきちゃった(笑)。
次の事件も楽しみなり(*´ω`*)