日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 穏やか貴族の休暇のすすめ。7 / 岬 』 TOブックス

【あらすじ】
王都を離れ、南国アスタルニアでの休暇…もとい冒険者ライフを楽しむリゼルたち。
対価を払わないと攻略できない迷宮で子どもになってしまったり、小説家からの依頼で『逆ハーレム小説』のモデルになったり!?と相変わらずマイペースに依頼をこなす日々。
そんなある日、迷宮“人魚姫の洞”攻略の功績を認められたことで、リゼルはアスタルニア王族の一人アリムダードに謁見することに。
アリムダードの目的は、リゼルが持つ古代言語の知識を取得することだった。
リゼルは王宮に通い、アリムダードの家庭教師のような役目に就くこととなる。
一方リゼルのほうにも、アリムダードとの接触にはある明確な目的があり―!?
南国の賑やかな新キャラたちも続々登場!
『休暇』シリーズ第7弾!


穏やか貴族の休暇のすすめ。7【電子書籍限定書き下ろしSS付き】 (TOブックスラノベ)

穏やか貴族の休暇のすすめ。7【電子書籍限定書き下ろしSS付き】 (TOブックスラノベ)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: TOブックス
  • 発売日: 2019/12/10
  • メディア: Kindle


【感想】
南国での冒険者生活を楽しむリゼル
初っ端からジルが語る“対価を払う道”のエピソードに笑った。
確かに……ソレを取られると困る…。←たぶん男子の方がより困りそう(笑)
保育士状態のジルというのも、なかなか新鮮で楽しかった。

いつも通り迷宮へ潜ったり、古代言語の先生になったり、珍しくケンカをして拗ねてみたりと、今回も休暇を満喫しているようで何より。
逆ハー小説ごっこも楽しそうだったけど、ヒロインのキャラ設定がアレでソレなのがあかんかった(笑)。

イレヴン父との遭遇やリーダー寝起きドッキリ、王都でリゼルを想う若者2人の会話や元の世界の彼らの話など、今回も楽しく読了。
アスタルニアの王子と宿主さんのキャラも好き。
リゼル母と従兄弟くんは……めっちゃ厄介さんですなぁ(笑)。