日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 穏やか貴族の休暇のすすめ。6 / 岬 』 TOブックス

【あらすじ】
魔鳥騎兵団の協力のもと、空路で南国アスタルニアへと冒険の旅に出たリゼルたち。
道中、タンデム飛行を体験したり、イレヴンの実家で母親に挨拶したりと、マイペースさは変わらない。
辿り着いたアスタルニアでも、迷宮“制限される玩具箱”に挑戦したり、劇団“Phantasm”と再会して公演成功を目指したり、リゼルが貴族になりきってみたり!?と冒険者ライフを満喫中。
リゼルたちの次なる目的は迷宮攻略。
イレヴンお目当ての、筆舌に尽くしがたい味と語り継がれるある目的のため、「誰もボスを倒せない」と言われる海の迷宮“人魚姫の洞”の踏破を目指す。
今まで誰にもできなかった、その攻略法とは―!?
個性的な新キャラたちも続々登場!
新章突入でますますパワーアップの『休暇』シリーズ第6弾!


穏やか貴族の休暇のすすめ。6

穏やか貴族の休暇のすすめ。6


【感想】
王都から離れ、南の国へと拠点を移した3人。
相変わらず休暇を楽しむリゼルはもちろん、なにげにテンション上がってるジルが微笑ましい。
いつもの不機嫌顔でウキウキ迷宮巡りしたり、うっかり熱出して寝込んだりと、王都とは違った彼の顔が見られて面白かった。

イレヴンの実家訪問や愉快な宿主さんの一人ツッコミ会話、劇団の面々との再会に迷宮踏破などなど。
お刺身好きの私としては、鎧鮫のお味が気になるわ~。
どんな味か想像も出来ないけど、でも食べてみたい(笑)。

料理の時の“猫の手”が分からず、イレヴンの「猫に成りきって!」に「にゃー」と鳴いたリゼルと、思わず振り返っちゃったジルの顔を想像しニマニマしつつ、6巻終了。
今回は乗ってこなかった王子様は、7巻で登場かな?
リゼルが“誘った”理由なんて、王宮の書庫に入りたい以外なさそうだけどね~。
色々と深読みしてくれたら、それはそれで楽しそうだよね。