日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 悪役令嬢らしく、攻略対象を服従させます 推しがダメになっていて解釈違いなんですけど!? / 時田とおる 』 角川ビーンズ文庫

【あらすじ】
「星の力を奪い、彼ら全員を倒しましょう」
プレイ直前、乙女ゲーム『星の聖騎士2』の世界に召喚された女子高生のサヤカ。
執事のジルが言うには、攻略対象を倒す悪役令嬢ポジションらしい。
断固拒否しようとするが、ジルに連れて行かれた先には最推しキャラの聖騎士レオが。
「同じ次元に推しが!?」と喜ぶも、彼はすっかり落ちぶれてしまっていて…!?
こんなシナリオ認めない!
推しキャラ更生のため、悪役令嬢が立ち上がる!



【感想】
大好きな乙女ゲームの続編をプレイしようとした瞬間に、ゲーム世界へと召喚された主人公。
前作の3年後のその世界では、攻略キャラたちが悪い方向に様変わりし破滅的な行動を取っていて……。

3年前に『聖女』から星の力を与えられ世界を救った聖騎士たちを、今度は『悪役令嬢』がその力を奪うことで救おうとする。
何故わざわざ悪役令嬢と呼ぶのかは謎だが、聖騎士側から見ると、悪の組織に洗脳されて2人が軍門に下った感じなのかな?
今回、12星座(12人)中2人の聖騎士しか出てこなかったということは、そのうち続編が出るってことかしら。

主人公が乙女ゲーのキャラを好きすぎて何度もテンションが振り切れるので、そこについていけるかどうかが分かれ目な気がする。
私は振り落とされて置いていかれてしまったよ……orz