日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 水神様の愛し子 ~神が人の子を育てたら~ / 髙月まつり 』 ダリア文庫

【あらすじ】
生まれてすぐ神社に捨てられた雪也は、川の神様・透流に拾われ、育てられる。
透流を純粋に慕う雪也だったが、想いは募り「透流様に触れられたい」と望むようになる。
そんな心と身体の変化に戸惑う雪也に、透流は優しく快楽を教え込んできて…!?
しかし、雪也が19歳になると「人間の世界で暮らせ」と、突然社を追い出されてしまいーー!?


水神様の愛し子 ?神が人の子を育てたら? (ダリア文庫)

水神様の愛し子 ?神が人の子を育てたら? (ダリア文庫)


【感想】
縁切神社の神様×神に拾われた人の子。

雪の日に神社に捨てられていた赤ん坊と、それを拾い神域で育てた神様。
神と人との価値観の違いや言葉の足りなさからのすれ違いもの。

てっきり、1年間離れてみて互いの大切さを改めて再認識し……って流れになるのかと思っていたが、予想よりも実家に戻るのが早かった(笑)。
涼やかな青年になり(色んな意味で)攻に泣かされる受もいいが、私は突っ伏して「うええ」と泣く幼児な受の可愛さを推したい。
慰めるより堪能した攻&眷属の気持ちが分かるわ(笑)。

この手の話で出てくる寿命問題は、きっとこの後解決できただろうな、という終わりかた。
そうか、これから永遠にあのなかなかハードなHをされ続けるのか。
受、頑張れ(笑)。
(そして毎回綺麗にしているであろう眷属'sも……)