日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 盗賊王の溺愛花嫁 / 小中大豆 』 CROSS NOVELS

【あらすじ】
千年の栄華を誇る皇国で神聖な存在・オメガの朱璃は、いずれ皇太子妃となるため育てられた。
美貌と教養を磨き、その日を待つ朱璃。
けれど突然、二つの悪い知らせが届く。
一つは、皇太子妃が別人に決まったこと。
そしてもう一つは、盗賊から成り上がり野蛮と噂の烏月国の王・アータシュとの縁談だった。
冷酷な男との愛のない政略結婚。
覚悟を決め輿入れするが現れたアータシュは「間違いない、お前が運命の番だ」と朱璃を溺愛し―!?


盗賊王の溺愛花嫁 (CROSS NOVELS)

盗賊王の溺愛花嫁 (CROSS NOVELS)


【感想】
残忍で野蛮と噂される烏月国の王(α)×皇太子妃となるため育てられていた白星国の皇子(Ω)。

オメガバースもの。
表紙や口絵の受が女性にしか見えないのと、受がツンツンな姫モードだったのもあり、これってBLじゃなくてもいいんじゃ……?となりながら読み進めた。
ずっと『この人に嫁ぐんだ』と思っていた相手が運命の番を見つけて失恋→同時に自分は他国へやられるとなれば、ツンツンになるのも仕方ないけどね。
攻が、受が心身ともに自分を受け入れるまでは番わず待ち続けていたのが良かった。
受よりもシーリーンが魅力的に思えたのが残念。

発売記念ペーパーは、息子が生まれて3年後のお話。
父から子へ、子から孫へ継がれるもの。
もふもふ。


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 ↑サイン本でした。