『 黒竜の寵愛 ~異世界で王太子サマと新婚生活~ / 橘かおる 』 カクテルキス文庫
【あらすじ】
異世界に召喚された昴は、龍蘭国の王太子・鸞の「つがい様」となった。
神殿の資金不足を解消するため、昴がルールを提案すると高い評価を得て大成功。
更に私財を差し出す昴は崇拝され慕われていた。
そんな中、竜を魔術で服従させ粗末に扱う隣国の存在を知り、竜たちがもっと過ごしやすい国造りを模索する昴。
竜への熱い想いに鸞は愛しくてたまらず、押し倒し熱い楔を挿入し最奥で愛を確かめ合う。
二人は初代黒竜が眠る神竜湖へ新婚旅行へ向かうが、つがいの痣を持つ人物が現れて!?
黒竜の寵愛~異世界で王太子サマと新婚生活~ (カクテルキス文庫)
- 作者: 橘かおる,稲荷家房之介
- 出版社/メーカー: Jパブリッシング
- 発売日: 2018/12/18
- メディア: 文庫
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【感想】
シリーズ2作目。
黒竜の血を濃く引く王太子×異世界で攻のつがい様となった大学生。
今回は他国による陰謀を絡めつつ、竜の待遇改善と2人のイチャイチャの話。
国が変われば竜の扱いは天と地ほども変わり、他国に暮らす竜たちの扱いが辛かった。
皆で一斉に移住する訳にはいかなかったんだろうか。
前作で流刑された攻兄がいい感じに活躍してて、うっかり権限を与えて送り出した国の重鎮たちにはツッコミを入れたかったが……まぁこの国はこれでいいんだろう(笑)。
始祖様がその後どう動いたのか知りたいので、もう1冊続きを書いて欲しいなぁ。
初回限定SSペーパーは、本編後の閨事でぐったりな受とるんるん果物を取りに行く攻のお話。