日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 乙女な騎士の萌えある受難 / 悠月彩香 』 ノーチェ文庫

【あらすじ】
敬愛するキリアドール陛下に仕えるため、男として女人禁制の騎士団に入った伯爵令嬢ルディアス。
乙女な心を隠しつつ、真面目に任務をこなしていたある日、突然、陛下に押し倒されてしまった!
陛下は、ルディアスが女だと気づいており、「僕の求めに応じてくれるなら、内緒にしてあげる」と交換条件を持ち出す。
愛しの陛下の側にいるためにも、騎士は辞めたくない―その一心で、ルディアスは淫らなお誘いに乗るけれど…!?
文庫だけの書き下ろし番外編も収録!


乙女な騎士の萌えある受難 (ノーチェ文庫)

乙女な騎士の萌えある受難 (ノーチェ文庫)


【感想】
性別を偽り近衛として国王を守る、国王大好きな脳筋騎士ヒロイン×ヒロインを妻にしようとあの手この手で迫る若き国王。

凛々しい騎士の顔の下で、陛下の一挙手一投足に萌えて悶えているヒロイン。
脳筋ゆえにヒーローの手のひらの上でコロコロ転がされ、あっという間にどんぶらこと流されていってしまった。

文庫化前の読書メーター評価が高かったので読んでみたが、私の好みとはちょっとずれていた模様。
娼館通いには何か裏があると思ったのに、本当に女遊びしてただけっぽいし…。
やっぱりそこは、一途でいて欲しかった!
(それとも、他の騎士たちが遊んでいる間にヒーローは情報収集してたのかなぁ?)

色々誤解をしてるミミティアは、“妹”のために身を引いた“兄”を想って今頃枕を濡らしているのだろうか(笑)。