日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 EVIL 東京駅おもてうら交番・堀北恵平 / 内藤了 』 角川ホラー文庫

【あらすじ】

新人女性警察官の恵平は警察学校を卒業し、東京駅おもて交番へ正式に配属される。

気持ちも新たに交番に立ちながら、先輩刑事の平野・桃田と、時間を超える「うら交番」の調査を進め、謎の核心に迫っていた。

そんな中、交番の目の前で通り魔事件が発生。

白昼凶行に及んだ犯人を恵平は何とか取り押さえるが、事件現場から持ち主不明の「心臓の落とし物」が見つかり――。

人間の闇を露わにする事件に恵平は対峙する!

シリーズ第6弾。

 

 

【感想】

警察学校を卒業し、警察官として正式に東京駅おもて交番に配属された恵平(けっぺい)。

しかし、彼女の目の前で通り魔事件が起こり、しかも犯人を取り押さえている間に交番前に心臓が入った箱が置かれていて……。

 

シリーズ6作目。

めちゃめちゃいいところでto be continued.。

続きは春頃か…。

この流れだと、あと2冊くらいで完結かな?

 

憧れの警察官になったものの、立て続けに人の悪意や理解の範疇をこえる事態を目の当たりにした恵平ちゃん。

悪意に打ちのめされ、無力感と遣りきれない思いに揺れる彼女の姿に心配したが、誰かのためならいくらでも強くなれる恵平ちゃんはやっぱり警官が天職なんだろうな……と思った。

 

TURNやDOUBTの感想で書いた予想が当たっているのか、それとも大外れなのか。

向こうからこっちへの逆行説も含めて気になることは色々あるけど、ペイさんやメリーさんやダミさんなどの“いつもの面々”が傷つけられたりしないといいな、と思う。

あと、恵平ちゃんと仲がいい準レギュラー陣の誰かが永田ってのもナシでお願いしたい(笑)。