『 逃げられない男 ~警視庁特殊能力係~ / 愁堂れな 』 集英社オレンジ文庫
【あらすじ】
一度見た顔は忘れない男・麻生瞬が『特殊能力係』、通称『特能』に配属されて一年。
上司の徳永の背を見て学び、刑事として成長できていることを嬉しく思う瞬。
一方合コンで惨敗した同居人の佐生はマッチングアプリに手を出すことに。
そんな折、瞬と徳永のもとに、かつての同僚・大原海から近況報告が届く。
いまは沖縄でサトウキビ農家の手伝いをしているといい、新天地で充実した様子の大原だったが、数日後、東京で起きた大学生傷害事件の容疑者に彼の名が浮上する。
状況が分からず心配する瞬。
その夜自宅のインターホンが鳴り、そこに立っていたのは逃亡の末に憔悴した大原で……。
人気シリーズ、緊迫の第六弾!
【感想】
シリーズ6作目。
特能にちょこっとだけ在籍して、その後は警察を辞めて沖縄のさとうきび農家で働いてる大原さんが再登場。
殺人の容疑者となった大原さんの無実を信じ、こっそり調べる瞬と徳永さんだけど、ばれたら絶対ヤバかったよね。
いつか沖縄へ行ったら、大原さんにいっぱい美味しいものを奢らせないとね!
佐生が登録してたマッチングアプリは、実際は出会い系サイトと同じなの? 違うの?
私も佐生の叔母さんと同じく、いまいち違いが分からない(笑)。
でも、個人情報抜かれるのは怖いなーと思った。
悪用したり売ったり、色々使い道あるもんね。
特に佐生は、もうちょい慎重になった方がいいと思うよ、立場的にも。
ところで、なろう系だけでなく、天下の集英社でもあまり内容チェックとかはしてないのかしら。
14ページ、詐欺犯って書いてあるけど午前中に逮捕したのはスリだから窃盗犯だよね?
『意外にも』が『以外にも』になってたり、196ページではミトモのお店に一瞬佐生が出現してたり(笑)。
前もあったけど、名前を間違えるのはダメだよねー。
ミトモのお店は生霊登場率が高いなぁ(笑)。