日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 法律は嘘とお金の味方です。3 京都御所南、吾妻法律事務所の法廷日誌 / 永瀬さらさ 』 集英社オレンジ文庫

【あらすじ】
剛胆かつ敏腕、そしてお金に汚い弁護士・吾妻正義の孫つぐみは、嘘をついている人の顔が歪んで見える特殊な能力を持つ女子高生。
正義の許に来る依頼は難物ばかり。
“勝手に婚姻届を出された男とその婚約者を巡る偽装結婚疑惑” “偏屈な老人と母子家庭の間に起きたご近所騒音問題” そして、放火犯へ執拗につきまとう記者の名誉毀損問題は、草司の過去にも絡んできて…?



【感想】
勝手に婚姻届を出されたと主張する婚約者、マンションの騒音問題、名誉毀損を訴える放火魔。
今回も楽しく(といっていいのか)読了。
1巻は読み終えるのに少し時間がかかったが、2巻と3巻は先が気になりどんどん読み進められた。

おじーちゃん、外から見ると金にがめつい悪徳弁護士に見えるかもしれないけど、こちら側から見ると先々まで見通していて、その人にとって1番いい落とし所を見極めてるのが上手いな~と思う。
まぁ、基本金のある依頼人しか受けないのは本当だけど(笑)。

草ちゃん父の事件が進まないなぁ…と思ってたら、最後にぶっこんできたね!
あの人に何かあるとは思っていたけど、まさかそういう関係とは……。
つぐみは10年経って再会しても気づかなかったし、彼の場合はそれ以上の年月だからね。。。

4巻で一気に話が動いて、真相解明して欲しいところ。