日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 閻魔堂沙羅の推理奇譚 落ちる天使の謎 / 木元哉多 』 講談社タイガ

【あらすじ】
空から彼女が落ちてくる。
受け止めようとして――俺は死んだ。
イケメンで名を馳せる大地は、イジメを受ける少女・神里に初めての恋をし、振られた。
しかし彼はくじけない。
イジメの原因を調べるうちに、学校の屋上から神里が落ちてきて―。
俺の死はともかく、彼女の死は絶対に許せない!
覚悟を決めた大地は蘇りをかけて、閻魔大王の娘・沙羅と霊界の推理ゲームに挑む!



【感想】
シリーズ5作目。
元バドミントン選手の話は出てきた人らが割と皆いい人で、こんな環境で切磋琢磨出来たらオリンピックでワンチャンあるかも?と思えた。
2019年4月に出た本なので、この頃は東京オリンピックが延期になるなんて思わなかったよね~と別の意味で感慨にふけりながら読了。

高校生の話は分かりやすかったけど、最後の社長の話は変化球だったね。
沙羅があの一言を口にするまでは、彼が怪しいとは思ったものの、動機も正体もさっぱり分からなかった。
この場合、彼が死後閻魔に裁かれる時は罪になるのだろうか…?