日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 愛を召しあがれ / 彩東あやね 』 ディアプラス文庫

【あらすじ】
新米コックの郁生は、店の常連客・刀瀬に気に入られて戸惑っていた。
なぜなら刀瀬がどう見てもカタギではないから。
ところが母親の作った借金で半グレ者に攫われそうになったところを刀瀬に助けられ、肩代わりしてもらった八百万の返済のため彼の家で住み込みで働くことになる。
愛人業!?と怯える郁生だが、屋敷には刀瀬を「パパ」と呼ぶ四歳の可愛らしい男の子がいて…!?
やくざと台所番の年の差溺愛ラブ。


愛を召しあがれ (ディアプラス文庫)

愛を召しあがれ (ディアプラス文庫)


【感想】
組の若頭×新米コック。

母親が作った800万の借金の返済を迫られた受。
そんな彼を救ったのは、カタギには見えないレストランの常連客で……。

893の若頭攻、ちびっこ、料理上手な受……という部分で某極道シリーズを思いだしつつ、最終的にちびっこは可愛いな~~という感想に落ち着く私。
「いくちゃん」「おうちゃん」と呼び合う2人が可愛い。

受母は、懲りずにまた借金を重ねて受を悲しませるんじゃないか……と心配したが、いまのところ真面目にやっているようで良かった。
最後までちゃんと返済してくれるといいねぇ。

今回、攻と受の関係が最後までオープンになっておらず、組の皆も攻の幼馴染みもおうちゃんでさえも“仲良し”なのを知らないのが少々寂しい……。
いつか皆にカミングアウトして祝福されて欲しいな。