『 オオカミパパに溺愛されています / かわい恋 』 シャレード文庫

【あらすじ】
オメガであることが原因で保育士を辞め、家事代行サービス会社に勤める千明。
年末、急遽子持ちのアルファ宅に派遣された千明を迎えたのは七歳、六歳、二歳の子どもたちと、ハイブリッドアルファの大神だった。
灰褐色の毛に覆われた巨躯にいかめしい態度はオオカミそのもの。
取りつく島もない大神を気遣いつつ住み込みをスタートさせたものの、当日夜から千明の体に甘苦しい異変が…。
それは翌日になっても続き、抑制剤も効かず―！？

オオカミパパに溺愛されています【特別版】 (シャレード文庫)

【感想】
ハイブリッドアルファの狼型獣人×家事代行サービスで攻宅に派遣された元保育士Ω。

保育士の仕事をΩだという理由で辞めさせられ、今は家事代行サービス会社で働く受。
ハイブリッドアルファがいる家に、期間限定の住み込みで派遣されることになったが……。

シリーズ1作目。
3人のちびっこたちとモフモフあふれるオメガバースもの。
オメガバ作品で何が辛いって、Ωが理不尽に差別され搾取され人としての扱いを受けられないところなんだけど、この本は攻一家も会社の人もちゃんと攻を1人の人間として見てくれているので読んでて安心。
受に懐く子どもたちは可愛いし、受に懐く攻はエロ格好いいしね！
オオカミさんは、表紙のイラストだともっと年配のおじ様な印象だったけど(たぶん眼鏡のかけ方のせい)、作中は甘々で精力的で男盛りな攻でした。

Hシーンも濃ゆくて、通勤電車の中で読みながら俺の後ろに立つな状態に陥ってたよ(笑)。
やっぱさー、狼ってエロいよね……アレが。
(豚や蛇もヤバイよね/笑)

発売当時に購入後、そのまま積んでたら続編が出たので、このまま子育て編へ！