『 穏やか貴族の休暇のすすめ。3 / 岬 』 TOブックス
【あらすじ】
三人に増えたパーティを率いて、今日も今日とて休暇を楽しむリゼル。
温泉に浸かったり、力自慢の腕相撲大会に参加したりと忙しい毎日を過ごしていると、商業国マルケイドが魔物の大群に包囲されているという情報が飛び込んでくる。
そして始まる、魔物たちを操る『異形の支配者』との戦い。
けれどリゼルたち絶対無敵の三人は、気負わず身構えず、大きな力をも味方につけて、反撃に乗り出す。さて、リゼルが思いついた、とある『奇策』とは――?
- 作者: 岬,さんど
- 出版社/メーカー: TOブックス
- 発売日: 2018/12/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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【感想】
異世界に飛ばされた宰相が冒険者生活(本人曰く休暇)を満喫するお話、第3弾。
前回パーティー入りしたイレヴンがいい感じに馴染んでる。
リゼルは相変わらずあんな感じだけど、今回はジルがちょっぴり心の内を見せていたのが新鮮だった。
2巻は出番がなかったリゼルの主が再登場し、向こうとこちらを繋げた……と思ったら、まさかのリゼルパパまで登場。
あの態度の裏にはそんな事情があったのね、と閑話を読んで納得。
しかし大人げないな(笑)。
休暇が終わったあと、ジルとイレヴンはどうするんだろうか。
一緒に向こうに行くのは無理なのかな。