『 裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル / 宮澤伊織 』 ハヤカワ文庫JA
【あらすじ】
仁科鳥子と出逢ったのは“裏側”で“あれ”を目にして死にかけていたときだった――
その日を境に、くたびれた女子大生・紙越空魚の人生は一変する。
「くねくね」や「八尺様」など、実話怪談として語られる危険な存在が出現する、この現実と隣合わせで謎だらけの裏世界。
研究とお金稼ぎ、そして大切な人を捜すため、鳥子と空魚は非日常へと足を踏み入れる――
気鋭のエンタメSF作家が贈る、女子ふたり怪異探検サバイバル!
【感想】
怖い話は大の苦手だが、前々から気になっていた作品&アニメ化で特設コーナーが出来ていたので購入してみた。
元ネタの都市伝説は『きさらぎ駅』の名前を聞いたことがあるくらいで、あとは知らなかった。
でもきっと有名なネタなんだろうな。
あんな目にあっても何度も裏世界へ行く鳥子や空魚に、正気かよ…と思ってしまうが、もしかしたらすでに正気じゃないのかもしれない。
絶対ナニカに侵食されてるよね……。
個人的には、在日アメリカ軍の皆さんが生き延びてこちら側に戻ってきてくれたらいいなぁ、と思う。
できれば正気で。
冴月という存在も、なんだか胡散臭いわ。。。
↑ サイン本でした ↑