日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 ホームズの娘 / 横関大 』 講談社文庫

【あらすじ】
運命的な出会いののち、急速に恋心が育つ若き女性刑事・北条美雲。
それは「禁断の恋」だった?
一方で、和馬と華に不気味な挑戦状を贈る、もう一人の「Lの一族」。
三雲家を恨んで敵に回す、その理由とは―
連続テレビドラマ化で話題沸騰の「ルパンの娘」シリーズ、超ハイスピードの第3作!


ホームズの娘 (講談社文庫)

ホームズの娘 (講談社文庫)


【感想】
シリーズ3作目。
「この人が私の運命の相手~(*ノ▽ノ*)」と少々頭がお花畑になってる美雲ちゃんとケビン……じゃなくて渉の恋模様をバックに、もう1人のルパンの血族からの挑戦を描いた話。

私はてっきり、彼女が華と美雲を狙ったのは、自分が手に入れられなかった関係を手にした華と渉に、相手の大切さや今のこの関係があるのは奇跡なんだよってのを再認識させるためかと思ったんだけどな。
なんか、そんな感じでもなさそう……?

結局、仲村さんの件は中途半端だし、伯母さんの真の狙いも不明なままなので、その辺りはおそらく次巻へ持ち越し。
磯川刑事部長も怪しいし……。
この話の着地点はどこなんだろうか。
ていうか、今回は和馬くんイイトコなしなんで、次回はもうちょい活躍しますように(笑)。