日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 警察庁私設特務部隊KUDAN ジャパン・ガンズ / 神野オキナ 』 徳間文庫

【あらすじ】
複雑化する犯罪に対処すべく、警察庁に秘密裡に結成される組織[KUDAN]。
そのリーダーである橋本は、安価な拳銃を売り捌く組織に単独で潜入した。
始終監視された状態で、組織の目的をあきらかにし、壊滅させることが出来るのか?
そして、仲間たちにも危機が……?
法律ギリギリの最強(凶)部隊、闇に潜む悪を斃す!
書下し痛快アクション・エンタテインメント!!



【感想】
購入希望者に『正義がある』場合、2万円で銃が購入出来るらしい…。
その噂の通り、3Dプリンターで作ったと思しき不法拳銃を使った事件が頻発し、元公安の橋本は銃の製造工場へ潜入するが……。

シリーズ3作目。
前巻で登場した狭霧ちゃんがKUDANのメンバーになっていた。
さりげなく(?)、銃器コレクターでヤクザな足柄さんも最後の見せ場に混じってたね。
この人、なんか憎めないのよね~。
側にいるとうるさそうだけど、見てる分には面白い。
コードネームは足柄山の~ってことね(笑)。

相変わらずKUDAN内の肉体関係図が乱れまくりで、いつツネマサが真実を知っちゃうのかとハラハラするわ。
時雨のことだから、そのうちわざと見せつけて引きずり込みそうで心配…。
乱交要員ではなく、普通のメンバーとしてルイやアクトが加入してくれたらいいな…と思っていたので、あの結末は残念だった。
せめて片方だけでも無事で、復讐心に燃えて参戦したら面白かったんだけどな。