日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 博多豚骨ラーメンズ 10 / 木崎ちあき 』 メディアワークス文庫

【あらすじ】
主が戻った探偵事務所に、女子大生の素行調査が舞い込んだ。
馬場と林の潜入先となった高校に、なぜか復讐屋マルティネスと麻薬取締官リカルドの影がちらつき……。
青少年を狙う違法な麻薬取引を追う二人が、博多の街を蝕むある組織の存在に近づいていく中、馬場と林も巻き込まれていく。
一方、別の依頼で動いていた榎田も加わり、事件は思いも寄らぬ混迷へと向かっていき―ー。
ハロウィンの狂騒に浮かれる博多の夜に、悪人同士の化かし合いが開幕する!



【感想】
記念すべき10作目は、ハロウィンの1日を中心にいつもの豚骨メンバーが大暴れするお話。
馬場と林ちゃんは探偵事務所の仕事で女子大生の素行調査→誘拐事案発生。
マルさんとリカルドは博多の街に流通する薬物売買の捜査。
榎田は強盗のお手伝い……と、今回もそれぞれ大忙しだった。

退院後、初っ端からかっ飛ばす馬場氏。
いやいやいやいや。
学ラン姿で高校に……って、何でイケると思っちゃったのよ、馬場さんや。
林ちゃんの「それは潜入じゃなくて、侵入だ」に同意しまくりだよ。
テレビで不審者情報流れてるよ(笑)。

ジュラルミンケースやカボチャ頭、戦闘時のナイフ&鉄パイプがビリヤードの玉かピタゴラスイッチみたいにいい感じに巡っていくシーンが面白かったな~。
この辺のシーンはまたアニメで見てみたいな。

ところで、馬場たちは消えた5,000万についてはどう説明したんだろう。
まぁ何にせよ、1番有効利用してくれそうな人の手元に渡って良かった良かった。
黒服くんが出所する頃には、本当にお金が貯まってるかもね。