日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 法律は嘘とお金の味方です。 2 京都御所南、吾妻法律事務所の法廷日誌 / 永瀬さらさ 』 集英社オレンジ文庫

【あらすじ】
剛胆かつ敏腕、そしてお金に汚い弁護士・吾妻正義の孫つぐみは、嘘をついている人の顔が歪んで見える特殊な能力を持つ女子高生。
正義の許に来る依頼は難物ばかり。
守秘義務違反を犯し、SNSを炎上させたアルバイト事務員” “親子間で起きた交通事故の慰謝料訴訟” “正義の恩師による痴漢冤罪事件”――今回も幼馴染みの草司と共に、正義に振り回されるつぐみだが…?



【感想】
2話めのニートくん、頑張ってアルバイト続けて独り立ちして欲しい。
初登場のつぐみ父は、彼が何を言っても『こんな偉そうなこと言ってるけど、自分は浮気して子どもを捨てて逃げたんだよね?』としか思えなかった。
弁護士夫婦がW不倫してたとか、世も末だよな……。

新キャラの大介は、最初はツンツンした嫌な奴だったけど、やらかして反省した後は性格が丸くなり、“不審者”にあったつぐみを心配して居残ってくれる優しく子に。
同じく新キャラの白鷹検事は大介とは真逆のお馬鹿キャラ。(賢いアホの子というか…)
公判でネット小説のことばかり言ってて、敵味方ともに困惑させてる様子に笑ってしまった。
草司の父親の事件について、この2人も協力者になってくれたらいいなぁ。

今回は草ちゃんの出番が少なかったので、次回はもうちょい増えて欲しいかも。
「そんなわけないと思ってたけど」は、彼なりのデレだと思っていい?(笑)

裁判官の鬼頭さんにも何かありそうで、そちらも気になるわ……。