日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 Eランクの薬師〈2〉 / 雪兎ざっく 』 レジーナ文庫

【あらすじ】
Sランク冒険者のカイドとパーティを組んだ、Eランク薬師のキャル。
ずっと落ちこぼれ扱いをされてきたものの、彼女の作る処方薬は超万能!
その才能をカイドに認められて自信を取り戻し、王都のギルドでランクアップの試験を受けたり、薬作りに精を出したりする毎日を過ごしていた。
そんなある日、キャルとカイドのもとに、とある依頼が舞い込む。
それは、国の筆頭魔法使いでさえ手こずっているという超難度任務で―
文庫だけの書き下ろし番外編も収録!


Eランクの薬師〈2〉 (レジーナ文庫)

Eランクの薬師〈2〉 (レジーナ文庫)


【感想】
Sランクの恋人におんぶに抱っこでランク上げを目論んでいると誤解され、周囲に蔑まれるヒロイン。
なんでこんなにEランクがバカにされるのか……筆頭魔法使いのアヤツも含め、全員痴漢撃退薬の刑に処してやりたいわ~!
その後ヒロインの実力が認められ、なんとかランクが上がったのは嬉しいけど、番外編の2人組みたいなのがワラワラ出てきたら嫌だな~。

違法薬物騒ぎは、黒幕は予想通りだったけど理由が酷いよね。
いままでどれだけの人が、知らずに違法治験の対象にされてたんだろ。
クズ勇者といい今回の黒幕といい、自分勝手なキャラが多くて嫌になっちゃう。

そんな中、エスカレートしていくヒーローの過保護ぶりが清涼剤だわ~。
早く同じ部屋の同じベッドで寝られるようになるといいね!
(もしくは毎晩野宿/笑)