日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 喘ぐ攻めたち ~頼むから声を抑えてくれ~ / 竹智 』 リブレ

【あらすじ】
ヤクルは幼い頃から、この娼館で命がけで働こうと決めていた。
いまや寂れてしまった店のため、酔狂な客の挑発に乗ってこの身を抱かせることに…。
初めての体験に心臓バクバクのヤクルだったが、口調とは裏腹に優しく身体をほぐされて、初めての挿入なのに気持ちいい…あっ、あ…んっ…ああっ…!
ん? 喘いでいるのは俺じゃない。
ヤクルを抱いた客、実は騎士団長カインから丁寧な謝罪と交際の申し込みまで受けてしまう。
とまどいつつも、「客」と「男娼」としてのお付き合いを続けるヤクルの前に、カインをライバル視する貴族のサジスが「お前を抱かせろ!」と乗り込んできて…!?


喘ぐ攻めたち ~頼むから声を抑えてくれ~

喘ぐ攻めたち ~頼むから声を抑えてくれ~


【感想】
受の魔尻(笑)と人柄に魅了されたハイスペックな攻たち×娼館で雑用係として働く青年。

騎士団長、公爵家子息、人気No.1の男娼。
果ては王太子に国王陛下、隣国の要人までもが受の“穴”と人柄にメロメロになり、ハメながら大音声で盛大に喘ぐ様を生ぬるい笑みと共に眺める本。
たぶん。

受にとっては全員大切なお客様なので、彼の中に恋愛感情はナシ。
ただ、攻たちは受にぞっこんで、身請けどころか側室にとまで言い出す始末。
傾国の尻穴である。
「この尻は置いていく」の漢らしさには涙が出たわ!(笑)

私個人の好みとしては、受は天使ちゃんでいて欲しかった気もする。
(無自覚に振り回す方が好き)
いつか受が恋をする相手がガイン様だといいな~。
これも私の個人的好みで(笑)。