『 メゾン・ド・ポリス2 退職刑事とエリート警視 / 加藤実秋 』 角川文庫
【あらすじ】
老眼、腰痛、高血圧。でも、若い者には任せておけん!
異色の警察小説!
退職刑事専用のシェアハウスに住むおじさんたちは、くせ者ぞろいだが捜査の腕は超一流。
今度は歩道橋から転落した男性の死亡事件に首を突っ込まれ、困惑する新人刑事のひより。
だが意外な真相が明らかに――
- 作者: 加藤実秋
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2018/10/24
- メディア: Kindle版
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【感想】
シリーズ2作目。
全2巻とは書かれていないが、これで完結でもおかしくないスッキリとした終わり方。
今回も、事件や謎部分に関してはそんなに複雑だったり深く隠されていたりはしないので、気軽に手軽に読める感じ。
あと、前巻に比べて伊達さんの扱いが若干雑になってた気がする(笑)。
一応、大家さんで大ボスだから敬ってあげて~~。
バロンの活躍が見られたのは嬉しかったな。
ドラマのキャスティングは、ひより:高畑充希、夏目:西島秀俊、高平:小日向文世、藤堂:野口五郎、迫田:角野卓造、伊達:近藤正臣。
……夏目さん若いな!
50代設定は恋愛を絡めるために消されちゃったのかな?
このカクテルに毒が入ってるのか!?とムダに疑ってドキドキさせられたバーのマスターのアレは、結局のところ思わせぶりな男の恋の手管だった……ってだけなのだろうか。
ナナちゃんは偽OLで、ひよりちゃんを監視しているのかも?とか色々疑っちゃったわ。