『 メゾン・ド・ポリス 退職刑事のシェアハウス / 加藤実秋 』 角川文庫
【あらすじ】
柳町北署の新人刑事・牧野ひよりは、念願かなって刑事になったものの、仕事はお茶汲みやコピー取りばかり。
そんなある日、所轄内で殺人がネットで生中継されるという事件が発生。
どうやら四年前に起きた事件の模倣犯らしい。
ひよりは上司の刑事から、四年前の事件を担当していた元刑事・夏目惣一郎の話を聞いてこいと命じられる。
元熱血刑事、元科学捜査のプロ、元警視庁幹部、元事務員。
老眼、腰痛、高血圧だが、腕は一流のくせ者おじさんたちと事件を追うと、思いもよらぬ真相に辿り着き――。
【感想】
シリーズ1作目、短編×5本。
来年の1月にドラマ化とのこと。
新人女刑事ちゃんが、とあるシェアハウス(居住者は全員警察OB)の面々と一緒に事件を解決していくお話。
主役は一応ひよりちゃんぽいけど、事件を解決に導くのはほぼオジサマたち。
まだ残っている謎もあるので、その辺は次巻に持ち越しかな。
黒幕の警察関係者(←多分)やひよりちゃんのお父さんは2巻に出てくるのかな~?
バーのマスターもあからさまに怪しいよね。
ドラマ版でひよりちゃんが、生意気ですぐ突っかかるキャンキャンうるさい子になっていませんように……。