日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 京都はんなり、かりそめ婚 洛中で新酒をめしあがれ / 華藤えれな 』 ポプラ文庫ピュアフル

【あらすじ】
京都の趣深い建物に憧れ、リフォーム会社の契約社員として働く遠野沙耶。
しかしある日、生来のおひとよしから余計なお世話をしてしまいクビに…。
社宅を追い出されて、家ナシ、職ナシ、彼氏ナシで途方にくれていたときに出会ったのは、小さいながらも歴史ある酒蔵の杜氏・新堂すぐるだった。
酒蔵の存続のため嫁探ししていた新堂と、沙耶は利害の一致から契約結婚することに!?
仕事にしか興味がないイケズな美形京男子とのかりそめ夫婦生活が始まる――!



【感想】
決まりかけていた契約に口を挟み、クビになった沙耶。
職も住まいも無くし途方に暮れていた彼女は、酒蔵の主に仕事としての契約結婚を持ちかけられるが……。

シリーズ1作目。
仮初めの夫婦が本当の夫婦になるまでのお話……だと思って読んだら、結局契約結婚(正確には婚約)のまま終わってしまった。
新堂さん、もっと素直になってがんばらな!
東北旅行で2人の関係がもうちょい進みますように……。

アルコールはあまり飲めない私だけど、ここに出てくる日本酒は美味しそうで飲んでみたい。
特にフルーティーなやつ。
沙耶ちゃんの独特の表現も面白かった。
なかなかないよね、アマゾンのジャガーやサバンナの豹を感じる日本酒って(笑)。


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