日々感想。

映画・海外ドラマ・本などの感想(たまにネタばれ有)を綴っています。    ミステリ・ラノベ・BL・TL等ごちゃ混ぜなので、苦手な方はご注意ください。

『 ネスト・ハンター 憑依作家 雨宮縁 / 内藤了 』 祥伝社文庫

【あらすじ】
憑依作家・雨宮縁のデビュー版元の女性事務員が幼子と無理心中を起こした。
縁の担当編集者・真壁は、生前の言葉が頭から離れなかった。
「最近、息子がパパと遊んでいるようなの」
モラハラ離婚の直後だけに、真壁は彼女の凶行とは信じられなかった。
一方、縁はシングルマザーによる無理心中に殺人の匂いを嗅ぎ――
人間の本性を抉るクライム・ミステリーの真骨頂!



【感想】
シリーズ2作目。
今回の主人公は、雨宮先生の担当編集者。
社内で顔見知りの事務員(シングルマザー)が子どもと無理心中した現場の第1発見者となり、その死に疑問を持った雨宮先生が“連続殺人事件”を解決する流れ。

前回のスマイルハンターも自分勝手で不快だったが、今回のネストハンターも胸糞悪い。
母子家庭に侵入し、父親に成り代わろうとするとか……帰宅したら見知らぬ男が夫面して料理を用意してるなんて普通に怖いよ。

雨宮先生の正体については憶測しかできないけど、『敵』については色々と分かってきた。
そろそろ向こうが攻撃を仕掛けてきてもおかしくないような……。
3巻は『ネスト・ハンター』発売後の話になるのかな?
結局主人公を誰にしたのかも気になる。

そして、読み終わってカバーを外したら七五三の写真と眼鏡の男が~!
そうか、これが……。

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 ↑サイン本でした


 ↑ 前作はこちら ↑